ホッテントリより自分の世界
文字を読むのが好きなのです。はてなホッテントリや2chまとめサイト、そしてリストをいくつも作成してのTwitter複数タイムライン流し読みなどをしていると、ついつい長い時を浪費もとい楽しんでしまうのです。
先日もブログで書いたけれど、はてなホッテントリでは気持ちの良いやりとりを見かけなくなった。このブログを書いたときには夏休みだったため、ルサンチマン系の世の中、面白くね〜よの吹きだまりとなっているのもやむを得ないと結論できたのだけれど。(注)2chまとめはもともとが「そういうところ」なので、差し引いて読めるから良いのです。
マッチポンプやわざと炎上を狙ったネタ、とある考えやアイデアを自分なりに考えている方に喧嘩を売ることでアクセスを稼ぐ火付け人などなど、その手の目立つため・アクセス数を稼ぐためには手段を選ばない手法が増えてきた気がする。気がする気がする繰り返してスマンね、定量化する気力までは無いんだ。
なんだか、これってマスコミ界で今も昔も起こっているセンセーショナル命!媒体同士の喧嘩上等!転んだ人は積極的に袋叩きにしちまいな!といった「いつか来た道」が繰り返されてるに過ぎないね。そこまで(ネット民にとっては)大衆化されてきて落ち着くべき所に落ち着いてしまっているのだろう。ただ、ネット界のような本来は新陳代謝が若者向けにできている所ですら、すでに老化の片鱗が見え隠れしてるのはやむを得ない現象なのでしょうかね。
つまらないです、そういうの。
あ、バトルに参加できない者のひがみとも言います。
じゃあ、どういう記事が私にとって「おもしろい」のか。
一言で言えば筆者の世界観・意見・感情がこもったブログ・サイトでしょうか。そのどれか一つでも複数でも構いませんが、とにかく書いている人の人柄がいやらしくなく見えること(「いやらしい」というのは技巧的に狙ってそうやっているという意味で使ってみました)。特に世界観や独自の意見があるものは読んでいて興味深く思えます。
私自身は今、居なくなっても世の中になんも起こらないただの人に過ぎませんが、自分なりに「あ、これいいわ」という何かを大切にして、それについては書き連ねられるようにありたいですね。
ネット界の作られたノイズに惑わされず、なんらかを水底で磨きつづけることが、世の中をおもしろくする手段の一つでしょう。それを探して磨きたいっす。
磨いてるばっかりで何も書かないわけにはいかないのがむずかしいところですし、磨けてないかもですしおすし。
水面はいつも荒れ狂う乱世じゃった。 じゃが石舟はついに浮かばず。【↓セリフ元ネタ】
- 作者: 井上雄彦,吉川英治
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