記者のうがった眼:新種「マイルドヤンキー」の発見

新たな消費種「マイルドヤンキー」が発見されたそうだ。以下の書に詳しいらしいのだが、貧しい記者は819円もする新書は高くて買えない。そこで妄想から内容を見切り構造化を試みた。


結論から述べると、こういった構図を作りたいがための撒き餌と言ったところである。

サービス授受者 どういう人々でしょうか 殺し文句
マイルドヤンキー 想定消費層:新書は読まない こういったマーケットがあるんですよ!
メーカー・サービス業 今回の新書が効く層:代理店の意識高い客 そこへ売り込む商品/サービスを開発しませんか
広告代理店 この新書を作った人たち 我々がナビゲートしますよ


つまり、彼らの顧客である代理店が提案を売り込みに行きやすくするための地ならし、それこそが本書の白眉である。代理店の顧客であるメーカーやサービス業。そして彼ら企業が顧客とするのがマイルドヤンキーとの構造が見えてきそうだ。食物連鎖の頂点に立つのはトレンドを作って煽りだすのは彼ら代理店の仕事なのであった。


敢えて釣られてナナ目から見たが、特に欲しいモノはない今日このごろである。
(この記事は地方在住のマイルドヤンキーから寄稿いただいた)