オカンにiPadをあたえてみた

去る3/16に発売された「新しいiPad」(通称iPad3)を購入しました。購入の決め手はようやくiPhoneに追いついた解像度もあるのですが、そろそろ親にこれを触らせようかという機が熟したせいもあります。


今回の主目的は以下3点になってます。

1. テレビ電話を使ってコミュニケーションをとろう!
2. 必要な情報を自力で収集しようよ!
3. レッツエンターテイメント!YouTubeを検索しよう!


■1. について
自身はそれなりに出張が多い仕事をしています。今は同居していますがいつなんどき何がどうなるかはわかったものじゃありません。その時、声だけじゃなくて表情も見えるテレビ電話でマメに顔を見ておきたい。テレビ電話を最大限活用しておきたいと思うのです。あちら(iPad)からかける事ができなくても、受ける事さえできればコミュニケーションはできますよね。

FaceTimeするオカンの図。

会話終了もタッチパッドでOK。


そしてこれは遠距離恋愛の破綻防止(←?)にも役立つんじゃないカナ−?

このツイートにもあるように、気持ちの途切れが関係の終わりに近づく…ならば実際に会う事に近いFaceTimeがiならぬ愛をもつなぐ効果があるのでは?なんてね。


■2. について
肉体も頭脳も衰えていくのはやむを得ないですよね。食べる、という最も基本的なことすら高齢者には辛くなっていくのが現実。そこで、こういったデバイスに慣れ親しむ事で食べる事の情報収集ができるようになればいろいろと良いんじゃないでしょうかね。まずはクックパッドを見てもらって、美味しいものを作ろうよ!てとこから誘ってみたり。節子、それお前が美味いモン食いたいだけやろ?正解です!

Safariクックパッドをするオカンの図。


■3. について
親ですら「テレビつまらんねぇ」と。YouTubeにはオカンの好きな演歌コンテンツが山盛りでっせ。さっそく検索して動画を楽しもう!

八代亜紀さんの動画をYouTubeで楽しもうとする図。

こうやって敷居を下げておくと割とすんなり新しいデバイスiPad)にも慣れ親しんでもらえるんですね。もちろんキーボードで入力なんてまだ遠い話ですけれど。

誤ってwキーボードを起動してしまい戸惑ったり。

まずは触るのに違和感を感じない事が大切かな。
さて、お片付けです。

お子さんがいたら好奇心から触りまくるんでしょうね。そうやって新しい時代が切り開かれていくんだなぁ。みつを。


★★★

最後にチョットまじめな話を。

1.みたいな安否確認は、これまでは電話でしかできなかった。しかし顔を見ながらの会話にて、本当はどうなのか?家族ならではのお互いの無理がかさんでないかも確認できたりするだろう。ましてやこういった「安否確認代行サービス」も出てきたりするのだろう。技術的には実の家族ができる事ではあるし、何を持って安否OKというかもあったりするだろうけど…。


2.が進んでくると自分では食事を作ったり、買ってきたりできないお年寄りがiPadなどのデバイスを使って食事を調達することが進んでくるのではないか。実際、病院の中でも入院中の食事をタッチパネルで選べるようにはなっているし。てか医療機関が家庭にまでしみ出てくるのが将来像なのぉ?


3.はどうだろうか。1+2な側面でコミュニティ形成に役立ったりオンライン診察だったり、今では半分くらい井戸端会議になっている病院の待合室の代わりになる…デジタル縁側お茶飲み会?エンタメの体で遊びをせんとやうまれけむ→痴呆防止にも役立ちそうだし。お孫さんとのコミュニケーションも捗りそうだ。孫に教えられる祖父母の気持ちは悪くないでしょう。


そう…新しいiPadならね。#多分ね

最後まで読んでくれてありがとうございます。