カクテルシェイク用の氷を作ってみた

オイラはお酒が大好きで、家でもカクテル作って飲んだりしてます。知ってる人は知っているでしょうが、シェイカーには氷をたくさん詰めて、カクテルができたらすぐ捨てるのが普通。ところが、市販のロックアイスでシェイク→捨てるは、家飲みにはさすがにもったいない。ゆえに冷凍庫の自動製氷機の氷を使うわけだが・・これが例によって空気が入っていて、強めに振るとすぐ砕けて水っぽいカクテルになる。

普段は「どーみても買わないでしょ、これ」系なものを買うことにしている誕生日に、プロ用の製氷機を買おうか?と思ったが・・高すぎる&でかすぎるで全然NG。

こんなの↓。価格は16万円くらい・・一般家庭で20kgの氷をどうしろとw
ホシザキ電気 キューブアイスメーカー 20kgタイプ


そうはいっても、少しでもおいしいカクテル飲みたいし。なんとか家庭であの透明なロックアイスが作れないかとググってみるも、その手のニーズはほとんど無いらしい。まぁ、シェイクの氷にこだわる人なんてめずらしい(いない?)し、ロックや水割りでは市販のロックアイス買ってくるわなぁ。


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前振りはこの辺で(長い)。Google先生からいただいた、堅くて透明な氷を家庭で作るためのヒントは「タッパで板氷を作って、空気が入っている部分を捨てる」というもの。

実際にやってみた。


家にある、何の変哲もないタッパに水を8分目くらい入れて、丸1日凍らすとこんな感じに。


ざばっと水道水をかけたり、タッパを広げたりしてまな板の上にでも乗せましょう。上にあるのはアイスピック、でもこれは使いにくかったので使わなかった(先端が太すぎる)。

実際は、たこ焼きをひっくり返すアレで白いところと透明のところの境界ぐらいを狙って、ガシガシ砕いていきます。手を突かないように要注意で。狙い場所が良ければあっさり砕けます。砕いていった様子が以下のような感じ。


白い部分が不純物と空気がたくさん入った部分(捨てます)。


ほとんど空気が入っていない使える部分。


適当な大きさに砕けたら、大きめのジップロックにでも入れて保存しておく。氷を締めると言うそうだ。ちなみにこの状態で袋を振るとしゃりしゃりと綺麗な音がする。堅くて透明な氷ができてる証拠ですな。


すぐ使うときは、そのままシェイカーへイン。


氷を砕いた道具。アイスピック(写真上)も鋭く研げばいいのでしょうけど、危ないのでヤメ。たこ焼きひっくり返し(写真下)がオイラには使いやすい。


活用例としてウイスキーフロートをつくってみた。フロート具合が甘いのは、写真撮る間にもたついて混ざって来ちゃったから(→酒を浮かべる腕が悪いからです)。


新たにかかるコストはアイスピック代、タッパ代くらいで、市販のロックアイスもどきがご家庭でも作れますよ。手間はかかりますけど、その価値はある・・かも。少なくともカクテルの味は全然違うわ。


もし良かったらお試しください。
最後まで読んでくれてありがとう。